時間があったので、ちょっとお散歩しました。
コンコルド広場~オベリスク
まずはコンコルド広場に向かいます。晴れていてよかった。
お散歩がてら徒歩で行ってみました。
メトロを使ってもよかったのですが、朝のお散歩も気持ちよかったです。
コンコルド広場は、フランス革命の際に多くの処刑が行われた場所で、ルイ16世やマリー・アントワネットの処刑もここで行われたそうです。
コンコルド広場の中央にあるオベリスクは、高さ約23m、重さ推定230トンもの巨大な石柱です。3000年以上前に、エジプトのルクソール神殿に建てられたもので、1836年にエジプトからフランスに贈られたのだそうです。古代エジプトの象形文字が刻まれています。
引き続き、徒歩圏内にあるオペラ座を見にいきます。
マドレーヌ寺院
コンコルド広場からオペラ座に向かう途中に、ギリシャの神殿のような建物が見えます。
これはマドレーヌ寺院という、聖女マドレーヌを守護聖人とするカトリックの教会です。
マドレーヌは、フランス語で「マグダラのマリア」を指すそうです。
今回私は外観をみただけですが、中を見学することもできます。
こんな背景があったとは…帰国後に知りました
このあと、ランチ休憩。とにかくパンが美味しかったです。パリで食べたパンは全部美味しかった!…ごはんの話はまた改めて。
オペラ・ガルニエ
今回は観劇の鑑賞はせずに、内部を見学しました。
正面左にある入口です。
見学の所要時間は1時間~1時間半くらいだそうです (私は時間の関係で、もう少し短い滞在時間でしたが)。
迫力のある大階段。
とても華やかな空間です。
大休憩室、グラン・ホワイエ。高さ18m、長さ154m、幅13mのとんでもなく豪華な空間です。天井には天井画が描かれていて、これもまた迫力があります。
これがパリの社交界か…(?)
観客席。写真がきれいにとれていなくて残念ですが、テレビや本で見たことがあるオペラ座そのもので、圧倒されました。観客席は、公演の関係で見学ができないこともあるので、絶対に見たい方は事前に確認しておきましょう。
天井には大きなシャンデリアと、シャガールの天井画。天井画はもとは違う方の作品だったのですが、ガルニエ宮完成の89年後に現在のものになりました。
そして、この重厚感のあるシャンデリア、ガルニエ宮完成当時は、7トンものブロンズとクリスタルから成るものだったそうです。え、そんなに重いもの大丈夫なの?と思いますが、1896年に一度落下しているそうです…(火災が原因だったと言われているそうですが…)。有名な「オペラ座の怪人」は、この話も参考にされているのだとか。
観劇ができなくても、内装の見学だけでも十分楽しむことができるところだと思います。
行くことができてよかったです。
機会があったら、観劇も鑑賞してみたいです