【KITTE大阪】日本料理　加賀屋

今回はKITTE大阪の加賀屋さんに行ってきました。

加賀屋さんは、石川県七尾市にある「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」(主催: 旅行新聞社) で40回以上総合1位 (36年間連続1位、2024年も1位) という、明治39年創業の有名な老舗旅館。

そして加賀屋さんの系列のお食事処が全国に8店舗。

実は以前大阪にあったお店、よく利用させていただいていたのですが、ある時閉店になってしまって残念に思っていたところに、今回の出店。これはぜひ伺わなくては…ということで、ものすごく期待して訪問です 😆💕

お店の入口にある、この吊るし行燈。これは能登・和倉温泉の加賀屋さんの玄関にあったものを持ってこられているのだそうです。

加賀屋さんといえば、石川県にある御施設は地震で被災され、現在一部を除き休業されています。一日も早い復興をお祈りしております。

ランチ　あいの風

今回いただいたのは、ランチの「あいの風」というコース料理です。

せっかくなのでカウンターでいただくことにしました。

カウンターから。間接照明が綺麗。十二支の置物も。

ナプキン、石川県の作家さんがデザインされたものだそうです。なんだかかわいらしい七福神。

まずは能登八景盛り。

能登八景ってどこのことだろうと思って調べてみました。

能登八景　元禄十二年の俳書能登釜に能登八景として載せられているのは、島山・松百・鉢ヶ崎・涌浦・饒石川・古城・女夫島・薄着崎屏風崎である。薄着崎とあるのは藻崎（石崎屏風）、屏風崎は須曾屏風風のことであらう。

レファレンス協同データベースより

三種。栗とうふ、松茸と菊菜ひたし　数の子、能登の押し寿し。

造り　海幸とろろ掛け、昆布素麺

八寸　能登産糸瓜酢　赤ずいき、郷土食　えびす、七尾湾豆八目南蛮漬け、煮たこ　海老旨煮、子持鮎甘露煮、丸十レモン煮、チーズ味噌漬け。

いろいろな食材、そして味を少しずつ楽しむことが出来ました。そして器。小さな宝箱みたいでかわいい。

🦐

赤ずいきというのは、加賀野菜の一つで、サトイモの葉柄が赤いものだそうです。

えびすは金沢の郷土料理で、水に浸した寒天を弱火にかけて溶かし、しょうゆ、みりん、砂糖、生姜を加えた後、溶き卵を流し込んで固めたものらしいです。

以上、ネットより。

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ところで、写真に写っている葉っぱは、この日の朝、石川県から届いたものだそうです (何の葉か忘れてしまいました…もしかして、あいの葉でしょうか…？)。

なんだか大阪にいないみたいです。ここはもしかして石川県なんじゃ… (何言ってるか分からなくなってきた、、笑)。

ところでこの後、蒸物でホタテのフラン　レモンオイル　なるものをいただいたはずなのですが、カメラの不調で写真が残っておりませんでした。ああ、、見た目を言葉で説明できませんが、美味しかったです。

揚げ物は、のど黒天麩羅、蟹クロケットを能登の天然塩で。

さっぱり揚げられていて、軽い食感であっという間に完食です。

石川県の郷土料理、じぶ煮。合鴨、すだれ麩、山葵。

ああ！治部煮久しぶり！ゆっくり味わっていただきました。期待以上✨とても繊細なお味でした。

きのこご飯、黒海苔　青さ　加賀みそ仕立て、金沢金時草柴漬。

きのこご飯、やさしいお味でした。お漬物も美味しい。

ごはん、汁物はおかわり自由でした。おなか一杯だったので、今回はお願いしませんでしたが、おかわりできるのは嬉しいですね。

爪楊枝が可愛すぎる。爪楊枝かわいいという初めての感情。笑

〆は和風プリン。金粉が載っています。さすが加賀料理。

このプリン、普通のプリンと一味違っていて、濃厚なんだけど、洋風プリンとなんか違う。隠し味に味噌が入っている（…違っていたらごめんなさい）とかなんとかで、少し不思議な味を楽しませていただきました。

改めて、繊細なお料理に、丁寧な接客、そして数々の素敵な器。

いやほんと、素敵な時間を過ごすことができました。

ちょっと旅行に行ってきたみたいな気持ち。ぜひまた伺いたいと思います。

画像：公式サイトより

お料理でこの満足度、これはぜひ、いつか、営業を再開されたら能登の旅館に泊まってみたいです。

加賀屋

KITTE大阪　5 階